献血推進アドバイザー認定講習会が、9月20日1Rは岡谷市カルチャセンターにて、

ライオンズクラブ国際協会334-E地区主催ハイブリッド方式で開催された。

医療が進歩した現在でも血液は人工的に造ることは出来ず、長期保存はできない。

また、献血者の健康を守るため年間に1200mlと制限され、血液を必要とされる多くの患者さんを救うため、

年間を通じ多くの方に献血のご協力が必要である。

昭和27年赤十字血液銀行(献血)が開業、それに伴い民間の商業血液銀行(売血)も開業、商業血液銀行は血液を

買い取っていたため問題を起こした。(血清肝炎・1か月70回売血し、赤血球の少ない黄色い血)。

問題を重く見た政府は昭和39年日本赤十字・地方公共団体による献血受け入れ態勢の整備を推進する閣議決定をした。

翌年ライオンズクラブでは、広島県・山口県・島根県の地区大会で「献血運動」をアクティビティのスローガンに採択、

41年には秋葉原LCが献血推進を熱心に取り組み、日本各地のライオンズクラブが献血に協力している。

献血は無償の愛の奉仕・命の尊さを伝える崇高の奉仕、ライオンズクラブの誇りである。

今回の認定講習会には長野県赤十字血液センター 事業部 事業副部長兼献血推進課長 中澤伸太郎様に「知ってほしい献血の事」の講話、

「輸血を受けるのは60代以上が8割」、「交通事故やケガより病気の治療に8割以上使われる」「若い人の献血が減り、若年層への周知のお願い」

「企業献血協力のお願い」など話され、献血推進の動画「ありがとうの手紙」、松本事業部推進係長 矢島あゆ美様より

「献血アプリ・ラブラッドでスムーズな献血」「予約率向上のご協力」話された。

L橋爪重幸地区奉仕事業委員長は「ライオンズクラブと献血活動の歴史」、「献血啓発活動の進め方」、「血液の基礎知識」などクイズを交えて話した。

参加者からは「献血に対してライオンズクラブの歴史を知り、改めてライオンズの素晴らしさを知った」「血液の勉強する機会ができて良かった」

「いつもセミナーは眠くなるが、寝ているメンバーも無く真剣に聞いていた」との感想が聞かれた。

地区奉仕事業委員会では献血の重要性また、なぜLCは献血活動をするのか、各クラブメンバーに伝えて頂きたいと話していた。