11月9日岡谷市カルチャーセンターにて、E地区24クラブ(Zoom参加含む)51名参加し、アイバンクサポーター講習会が開催されました。

日本では1957年岩手医大今泉教授により、角膜移植成功しました。

しかし、当時は角膜移植を認める法律が無く、死体損壊罪に触れるとされましが、最高検察庁は「法的には問題があるとしても、道徳的人道的に見ても犯罪の成立は認められない」との見解を表明しました。

その年、日本ライオンズ302地区ガバナーL原勝巳が岡山労災病院に献眼登録を申し出ました。(日本初)

翌年「角膜移植に関する法律が公布」され、合法的に手術ができるようになりました。

ライオンズは法律が施行される以前より献眼活動に関わっています。先人の行動力・先見性に改めて敬服いたします。

講習会は長野県アイバンク協会小林秀視常務理事理事長は、ライオンズのアイバンク関係委員の業務としての役目、昨今検査用の血液の大切さをお話していただき、献眼DVDテレビ新広島制作『在宅医療の新たなカタチ「角膜」をつなぐ医師』、在宅医療の傍ら献眼活動に取り組んでおられます医師のドキュメントを上映、献眼活動に取り組むライオンズメンバーのヒントになりました。

長年献眼活動に取り組んでおられます長野りんどうライオンズクラブL中村吉秀より、「遺族がたまたま見た免許証裏のアイバンク登録票」、「献眼啓発ビデオを見られたガン患者様の献眼」、「献眼搬送箱の中身」、特に「承諾証と記録証」については毎年担当者が変わるので、例会にて説明会を開催していただきたいと、具体的な話をしていただきました。

岡谷ライオンズクラブL北原博明より、母の死去メンバーより献眼を勧められ、心の葛藤・身内の承諾・崇高の奉仕そして、講習会前日、角膜を取り出していただいた林医師にお話を伺い「身内の献眼」

として話していただきました。

岡谷ライオンズクラブL宮下猛からは献眼発生から時系列に沿い、朝8:20より16:00信大到着までの作業、以後10日間に渡り葬儀参列・感謝状・摘出証明書・記録。CAB報告等、詳細に話していただきました。

今回のアイバンクサポーター講習会は実際の経験及び実践的なセミナーでしたので、多くのメンバーに受講して頂きたかったと思います。