サンタランプレゼントの寄贈 2024.12.5~12.20
昨年12月に「長野グレートサンタラン2024」の締め括りとして、県内9施設に入院・入所されている子どもたちへプレゼントを届けた。
12月5日、松本赤十字乳児院へサンタクロースやトナカイの衣装に身をつつみ向かい、樋口院長を初め職員のみなさんの出迎えを受け施設内へと通された。幸いにインフルエンザの流行前だったことから子どもたちと直接面会をすることが叶い、クリスマス会の会場へ向かうと子どもたちから「サンタさんだ」と歓声が上がった。若干びっくりして“きょとん”としている子どももいた。この日のプレゼントは施設よりリクエストがあった玩具とDVDを寄贈した。地元の松本深志ライオンズクラブからも紙おむつやクリスマスケーキなどが送られた。比較的小規模な施設ではあったが、子どもたちの笑顔であふれていた。
12月17日、県立こども病院を訪問した。大きな病院なためプレゼントの量も多く、書籍など段ボール箱7~8箱にもなった。サンタラン実行委員会のメンバーも合流し会議室へと通され稲葉病院長の出迎えを受け、しばし歓談が行われた。サンタランの活動についてマスコミの取材を受けながら時間が経った。感染症対策で大勢の子どもたちへの面会は叶わなかったが一組の親娘へ別室で直接プレゼントを贈ることが出来た。突然の出来事で女児は泣きじゃくり、サンタどころではない様子だった。
12月20日、稲荷山医療福祉センターへと向かった。施設内でコロナ感染症が発生して当所予定されていたクリスマス会は中止、サンタの格好もせずプレゼントを届けるだけの少し寂しい訪問となった。太田理事長の歓迎を受け応接室へと通され、リクエストのあった“音の出る絵本”を手渡しすると職員の方から感謝を受けた。帰り際に吉竹会計責任者より施設の案内を受けた。「この施設は古く、空調設備が整っていない為、一旦施設内感染が起こると広がるのが早く、クリスマス会を中止せざるを得なかった」と話を聞いた。
今回訪れた施設は様々で、大勢の子どもたちがそれぞれの日々を送っている。今後も多くの子どもたちに手厚い支援が届くことを切に願うばかりだ。